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水槽環境に注意!ネオンテトラの異常行動!

夏や冬など、水温が上がりすぎたり、低くなりすぎたりといったときファンやヒータを利用し適温を維持していることと思います。
また、定期的に水を交換し水質を一定に保つでしょう。

そもそも、これら水温や水質が適度に保たれていないとき、そのまま熱帯魚の体調不良、さらに長く続けば、最悪の場合死を招くことは、よく知られています。

しかし、一概に体調不良といってもネオン病などの病気に罹患でもしない限りなかなか分かりにくいのが現状です。

見た目にはあまり現れないものの、よく行動を観察してみると、少しほかの個体と異なる動きをするものが現れることがあります。

異常行動では無く個性であることもあります。
しかし、異常を感じ取り何らかのストレスに晒されている場合、病気や事故になる前に手を打たなければなりません。

さて、今回は、ネオンテトラの異常行動について、まとめたいと思います。

ネオンテトラの一般情報

ネオンテトラは、3cm程度の小型の熱帯魚です。

比較的丈夫な魚で飼育しやすい部類です。

適温の幅も広く、20~28度です。
ベストは、中間の24度程度といわれています。

水槽のphは、故郷のアマゾン川の液性である弱酸性を好みます。

 

最大の特徴は、赤とブルーの鮮やかな体色です。

特に青は構造色となっていて、光が当たると青く光ったように見えます。
構造色を持つ有名な動物として、昆虫の蝶があげられますが一定の色を保ち続けるのに対し、
このネオンテトラの構造色は、夜などの活動が緩慢になるときに紫色のような色に変化する大変変わった性質を持っています。

繁殖は、非常に難易度が高くなかなか初心者レベルでは、繁殖にこぎづけることはまれです。

1匹あたり、100~150円程度で販売されており、入門用として費用面でのハードルはかなり低いものです。

 

ネオンテトラの異常行動

性格は、個体にも寄りますが比較的臆病な部類です。

そのためか、外部環境にも敏感に反応します。

経験される方もいるかと思いますが、
水槽の中のものを少し移動させただけで、勢いよく泳ぎ水槽のガラスに頭をぶつけてしまった、
といったような行動です。

異常行動が行き過ぎれば、そのまま水面を飛び出し、水槽外に逃げ出してしまうことさえあります。

実は、上の例は、体験に基づいていて、ピンセットなどを直接水槽に入れた時に起きた出来事でした。
あのときには、驚いたものですが、ネオンテトラの性格の一端を垣間見ました。
しかし、「環境変化」があればこのような事態を招くのです。
(ピンセットが水槽に入る、これも一種の環境変化といえます。)

季節柄、一番に挙げたいのが、温度です。
真夏に30度を超える室温に晒されてしまうと、水槽の温度は、冷却などの対策を講じない限り、室温につられて少しずつ水温も上がっていきます。そして、いつかは、水温が30度程度まで上昇してしまいます。

ネオンテトラいえども、適温28度を超えても、すぐ死んでしまうことはありません。
しかし、適温を超えた分、魚たちのストレスは大きいものになります。

すると、ある日水槽の中で、素早く動き回るといった前兆が起き、
最後には、水槽の外に飛び出してしまうことになります。

 

これも私が体験したことです。
ファンが動作していなかったようで、水温が30度程度でした。
ネオンテトラの個体数が1匹足りないな、と思い、水槽中を除き探していたのにいません。

ふと、床を見てみると、変わり果てたネオンテトラがいたのです。

あのときは、何が起きてこうなったかわかりませんでした。
しかし、いろいろ調査してみると、水温が原因であった可能性が高い、と考えるに至りました。

その後ファンを買い換え、適温を維持しています。
今のところ、まだこのような事故は起きていません。

 

 

ただし、これはあくまで、一部の個体で発生し、ネオンテトラの全個体で起きるものではありません。
ですが、異常行動をすることは無くともストレスがかかっているのは事実。
弱って病気になったりする前に、適切に対応していきたいものです。

 

 

photo by lubasi

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